療育

Diary

って、何をするの?

そもそも

療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすること。

療育の言葉そのものの意味として、

「療」とは医療あるいは治療を意味し、「育」とは養育や保育もしくは教育を意味する。

療育」は、児童福祉法にもうたわれている概念となります。

児童発達支援は、2012年の児童福祉法改正で定められスタートした制度でまだまだ歴史は浅いです。

 通園タイプの事業所に保育園や幼稚園の代わりとして毎日通う場合から、

習い事のように週に何回か通い療育を受ける場合まで、その子の状況や施設のタイプによって受けられるサービスは様々です。

また、ひと月にサービスが受けられる日数には上限があり、子どもや保護者の状況や環境、利用意向などをふまえて、受給者証の発行時に決定されます。

保育園等と異なる点はいくつかありますが、

大きくはサービスは一律の内容ではなく一人一人の個別支援計画に基づいて行われるため、

子どもに合わせたカリキュラムを組むことができるという点があります。

【サービス・プログラムの一例】 として、

■ことば
言葉を発するまでには、①聴力 ②声を出す運動機能 ③知能 ⓸話したい伝えたいという相手がいて、欲求があること、が必要です。言語聴覚士による構音指導や、知識を共有したスタッフによる日々の声かけなどで発語をうながしたり、語彙を増やしていけるようにします。

■コミュニケーション・社会性
グループでのカリキュラムの中で、ソーシャルスキルトレーニング(SST)や自由遊びなどを通して、友達や周りの人と上手にコミュニケーションをとる方法を学んでいけるよう環境を整えます。

■日常動作のトレーニング
日常生活の中での困りごと、聞き取りを行い、食事・トイレ・着替えなどの基本的な生活習慣の練習・トレーニングをします。手先をうまく使えるようにするために、折り紙や工作などを取り入れていきます。

■就学準備プログラム
地域の幼稚園や小学校、社会生活を送ることを目標としていることがほとんどです。

時計を読む練習、絵本を読む、絵を描くなど、就学・就園に向けた学習とソーシャルスキルの習得を目的としたプログラムも行っていきます。

■運動プログラム
遊びながら楽しく身体を動かすことで、運動機能の発達をうながします。

多動傾向にあるお子様にも、ストレスを最小限にできるよう開放的な空間、室内の広さにこだわっています。

■親子関係
一緒に過ごすことが多い就学前の親子にとって、離れて過ごす「母子分離」も大切な体験となります。おうちでできる取り組みもたくさんあるため、親子で一緒にプログラムを受けていただき、パパママが子どもへの関わり方を学ぶ支援もしていきます。

このほか、視る力を育てるビジョントレーニング音楽療法

ICTをとりいれた様々なプログラムや療育を考えています。

あくまで、一例です。

年齢や発達段階、今の困りごとの解決、日々の楽しいをみつける取り組みをしていきます。

親御さんが悩んでいることは、子どもはもっとどうすればいいか分からないもどかしさや辛さを持っています。

子どもにとって負担にならないようなプランをその子どもに関わる全ての大人達をポジティブに巻き込み、一緒に「子どもの立場にたって、ども中心に」考えていければと思います。

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